カルロス・ロヴェッリ著 ‘’時間は存在しない‘’ という本を読んでみた
この手のセンセーショナルタイトルな物理本はつい読んでしまう
残された時間が少なくなって悪あがきがしたくなったのかもしれない
最近時間の矢があまりにも早く感じ、なんとかならないかと感じているからこんな本が俺の前にあらわたのかも
時間ね、
相対性理論関係の本は何冊も読んでいるけど、光の速度が不変で時間が伸びたり縮んだりなんてのはどうにもしっくりこない
今もなお
絶対的な同時、つまりこの広い宇宙に共通する今はないんだって
過去現在未来とどうやってわけるの、現在とは何?
時間も量子的に考えると粒となり最小単位があるらしい
10のマイナス33乗、プランク時間
この本は最初の第一部‘’時間の崩壊‘’が面白い
最後の方は哲学的になりすぎて2回読んでもまだよくのみこめず
その第一部の衝撃的な記述がこれ
いかにも物らしいものも長くづづく出来事なのだ
この世界は物ではなく出来事でできている
なんとなくぼんやりと理解しつつある
時間は存在しないというよりは
時間そのものがすべてなのでは?
あと3回ぐらい読んだら理解できるかもしれない
スルメイカのように噛めば噛むほど味が出る本
お得です